Sunday, November 11, 2012

昨日の続編

という事で、昨日の考えに少数のエビデンスを使って、考えてみました。

っで、まぁ~ びっくり! (笑)

エビデンスやっぱり、弱いな~この分野に対しては。。

Hwee Koon Yeo, Anthony Wright, Hypoalgesic effect of a passive accessory mobilisation technique
in patients with lateral ankle pain, Manual Therapy, 2011, 373 からの見解なんですが、

  • dorsiflexion ROM increase
  • pain pressure threshold increase (indicating hypoanalgesic effect)
      • これは、moss et al, 2007 が変形膝関節症にモビライゼーションを行ったときも同じ効果が見られたみたいです。
  • 重要なのは、no significant change in patient pain report and VAS score. moreover, no improvement in ankle functional score (eg. walking upstairs, heel raises,etc)
著者は、これはもっと即効の効果を見るだけじゃなくて、短期間的に(24POST治療)とか、経過見なくちゃだめじゃね? って考えたようです。ankle functional score もいろんな質問があるから、WASH OUT効果があったかも、と。

*独り言*
YOUTUBEやサイトで出回っている奇跡的な術後の回復見ると、おぉぉ!!!ってなりますよね。でも、エビデンスは、一人一人に合った治療をしないから、こう上手くはいかないのでしょう。要は、いろんな治療の中から、個人個人に合った治療を提供していく他ないってとこですね。

とりあえず、靭帯系の損傷にもMANUAL THERAPYは効く。けど、PAやMEDIAL GLIDEなんかを使って、PPTを落としてから、MWMやエクササイズをして、組織の修正+中枢系の神経に痛み軽減効果があるように、なるべく痛みを最小限にしながら、関節を動かせば痛みにも効果がありそうな気がする。

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